るかにたぼ

オタクの書き散らし

渇望メソッド 梟は夜に哭く 伍ノ仔 シトリー 感想

タイトル長いな!

珍しく書く書く詐欺じゃない感想です。

というかこの適当にも程がある感想集を読んでくれてる方がいたことにびっくりでしたハハハ。

相変わらず文句言いながらだらだら書きますので宜しくお願いします…

 

コメントのお返事ってどうしたらいいのかよくわからないのでこちらで。

> yrevnotさん

ありがとうございます…!貴重なご意見頂きめちゃ嬉しいと共にびっくりでした。

自分の中に「許しを与える」というオチ(という言い方は良くない)にたどり着く発想がなかったので

なるほどな!と納得致しました。ありがとうございます。

ステラは前向きになってくれて良かったと思いながらもこれ特典じゃなくて本編に入れた方が良かったですよねw

やっぱりこれ前回の聞いていないとわからないのでは…

コメントありがとうございました〜

 

ほんでは感想続きからどうぞ。

相変わらずネタバレしてるので気にしない方だけ〜

 

 

悪魔の王の話。

悪魔は夢を見ない。だから甘い夢に浸ることもない。

とかなんとか口上を垂れるところから始まりますけども、聞く分にはすごい楽しそうでしたけどね、ってなった。

というかですね、前回どんな話だったかぶっちゃけそんなに覚えてないのがまずいけない。

王が娘を連れてくる→不死人にする→幼なじみの双子とかお兄ちゃんをたらい回しにされる→王の側近に調教される→柿原

って感じだった気がするんだけどどうだったかな。

ぶっちゃけ王とシトリー以外半分寝ながら聞いてたのでうろ覚えにも程がある。意外と話が難しくてな………考えてると寝てしまうんじゃ………

柿原は聞いてないのでごめんわからん

 

図書館スタート。学校とかテスト勉強とかの話をしているのであぁもう夢の中なのか〜とか聞いてるこっちは思った。

どうでもいいんですけど叶宗司くんめちゃくちゃ好みの声しててお前…ってなった。やっぱりこういう優男声似合うんだよなぁ…俺様多いのは何故なのか。

テスト勉強の息抜きで図書館に来ていた娘ちゃん、宗司くんにオススメの本を聞きます。哲学者のビジネス書みたいなの紹介されてたけどこれ私めっちゃ読んだことある気がする……思い出せない………

本を紹介されてたのに何故か色恋の話になってて私びっくりしました。男として意識してる?とかその声で聞かれるとンッフフってなるからやめて欲しい

わからない、と答えると無理やりキスされてしまう娘ちゃんですがうまく否定もできず、かと言って受け入れることもできない。

その場では答えは出せない、と言ってテスト明けに返事をすることにしました。

話が飛んでテスト明け。もう2週間経ってるらしく長々と図書館へ行っていなかった娘ちゃん。

電話かけてくる宗司くんですがいい声だから全部流されそうになるけどよく考えたらちょっとストーカーっぽいよ。

「返事を貰うのはこわい、でも君には会いたい…せめて声だけでも聞きたかった」

聞いてる方は夢だって分かってるからかもしれないけどどうにも白々しく聞こえちゃうんだよなぁ〜と思いながら、図書館に向かう娘ちゃんを思う。

裏手の公園のベンチで待ってると宗司くんが小走りでやってくる。ここで「お茶で良かった?」ってくれるんだけどどう考えても開けてる音が缶なんですが。缶のお茶って自販機売ってたっけ…

暗くなると女の子1人じゃ危ないからって急いできてくれたらしいけどじゃあもっと人気のあるところで待ち合わせして!って突っ込んでしまった。

まあこれからする話としようとしていることを考えると人がいない方が都合がいいんですよね。ハハハ

案の定返事が欲しいと言ってくるんだけど、やはりよくわからないという言葉しか返せない娘ちゃん。

すると宗司くん、なんか筋の通ってそうな感じのことを言い出します。

「僕は君のことをもっと知りたい。君も同じ気持ちなら、きっとそれは…」

上手いこと言いくるめられた娘ちゃん、宗司くんと恋人になることに。

というかこの直前くらいに「早く君が僕のものだって言える権利が欲しい」とか言い出したのでこの人言いくるめる気満々じゃん!!!と笑ってしまった。まぁシトリーが見せてる夢ならそうなるのは当然だとは思うけど。

ここ外だよ!!!!ってなりながらキスしたりそれ以上を望み始める宗司くん。逃げようとする指先を捕まえ、遂に噛んで血を啜ります。

ここでようやく夢から覚めるように意識を変えていく。ここの宗司からシトリーになる様はぞわっとしたので是非聞いてほしい。

今までいたはずの図書館の公園は面影もなく、相変わらず冷たく音の立てる手枷足枷の檻の中です。

ここでシトリー、一番最初にモノローグで話していたことを話しだします。

悪魔は夢を見ない。だから甘い夢に浸ることもない。

娘を求めた双子であれ、お兄ちゃんであれ、彼らはみな甘い夢に浸る愛し子であったと。

それならば、夢に浸るわけもない私が飲まれそうになるのは何故か。

ここで宗司くんが登場します。彼が何故シトリーになった、というかシトリーに身体を渡したのか。

まぁまとめると叶宗司は変なやつで、自分は病気でもう長くないから自分の代わりに生きてほしい、という感じでした。

シトリーは悪魔の王であって、それなりに力の強いやつだったらしくその力を屈するに値する者を探していたと。

そこで出会ったのが不死者の王さまだった。

死を司り、死を悼み、それでもその力を振るうこともない王に感服したシトリーは、その力でいずれ自身を葬ってもらうことを期待します。

あれ、なんかこれどっかで聞いたことのある破滅思考な気がするんですけど立花さんこんなんばっかりか?好きです。

でも肝心の王といえば初めて自身に名を付けて共にいた人間風情にご執心で、それを失ってからは更に落ち込むばかり。

何故人間などという下等生物に心を裂き、そんなにも力を失うのか。

それが1ミリも分からなかった悪魔のシトリーは人間の身体を使って理解しようとした。

それを聞いた宗司くんは「いいよ」と軽い感じで明け渡すのです。

「いつか君も恋ができたらいいね」

王がその人間に恋をして、愛していたことを話を聞いて理解した宗司くんはそんなことをシトリーに言ったわけです。

恋なんて言われちゃったもんだから余計に???ってなったシトリー、今までのような夢の中に自分と娘ちゃんを落とし込んで試していたそうです。

ここで明かされるのがどうやら娘ちゃん、その王さまが愛した人間と同じ魂を持つらしく、もしかしたら王さまが戻ってくれるかもしれないと思ったシトリーに王の元へ連れてこられたそうです。

今度こそ失わないように不死人にするのかと思いきや、夢の中にいて人間らしい生活を一時でも取り戻したら人間に戻り始めたそうなので元から王さまは娘ちゃんを不死人にする気はなかった、とシトリーは知ります。

私にはわからない、王が思うことも、私が貴方にこんなに心を揺さぶられていることも。

ここでエンディング分岐。

「悪魔の愛し方を教えてあげます」はまぁ言葉通り。檻の中で見えない未来に向けて、シトリーなりに探していく愛を娘ちゃんにぶつけるエンド。

出られないエンドだけど個人的にはこっちのが幸せそうなんだよなぁ…とか思うのは完全に乙女ゲー脳だよね…

「人間の愛し方を教えてください」はシトリーが娘ちゃんの言葉を聞いて人間になろうとするエンド。

解放ではなく猶予というシトリーはツンデレか?ってなって可愛かった。

 

渇望メソッドって王の話じゃなかったの?シトリーの話か?ってくらい面白くていい話でした。

私こういう人間によく似た化物が一生懸命人間になろうとする話って性癖なんですよね……

前作聞かないとちょっと分からないところありますけど是非シトリーだけでも連続で聞いてほしいなぁなんて。

地味に宗司とシトリーの会話のところ左右から立花さんで耳が死んだ。

Wダーリンの前哨戦かな?(違う)

あとメイト盤買ったのでフリトCD付きだったんですけどこれ立花さんファン聞いた方がいいと思う。

結婚してからなんか諸々開けっぴろげになったのか何なのかは知らんけど、今までなら確実にはぐらかしてたようなことを普通に話し始めたんだよなぁ………

ダミヘを回して遊んで下さいって言われてダミヘの前でガチャ回すやついるか?好きです。

 

次は禁断情事の予定〜ですが未定。

今週なんか修羅場でしんどいよぉ!!